
SUAR 代表
大原一樹
トヨタ系物流企業→トヨタ出向→映像制作会社→SUAR 創業
5月、昨年末からお話をいただいておりました、大きな「密着ドキュメンタリー撮影」がありました。月初から中旬までクライアント・メンバーと準備をしてきまして、弊社としてもチャレンジングな現場になり、ドキュメントの良さ・学びなど、改めて得るものがあるプロジェクトでした。
大型密着ドキュメンタリーの撮影
三重県伊勢市に本社を置く、IT企業の密着ドキュメンタリーを撮らせていただきました。撮影自体はもちろんですが、今回のイベント自体がとても刺激的で学びのある場所でした。今回の記事では、実際「ドキュメンタリーって何なの?」という方向けに弊社の進め方やドキュメンタリー動画の魅力を書いています。是非参考にいただけますと幸いです。
企業ドキュメンタリーって?
企業ドキュメンタリー動画とは、主に3つの目的がございます。集客・採用・ブランディングです。実は皆さんがよく目にしているコンテンツでもドキュメント要素がベースとなっている作品ってたくさんあるんです。更に、それは現代のトレンドでもあり、多くの視聴者が見慣れています。
企業のドキュメンタリーというと、プロジェクト X、カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、などが代表的なところかと思いますが、ドキュメンタリーは表現の幅がもっと広がっています。例えば、恋愛リアリティショー・モニタリング・ブレイキングダウンなど。実際は台本があるかはさておき、ドキュメント表現をしています。まさにその人の感情と普段のトーンで話している様子など、見えるわけです。
なぜこれらが人気コンテンツになっているかというと、視聴者がリアルを求めているからだと思います。数多とある動画コンテンツに対して、人の思いや背景がのっていることがエンタメとしても面白いし、共感をして、没入感が得られます。(色々な見方がありますが今回は軽く触れておきます)
まさに、ここが企業も密着ドキュメンタリー動画を作るべきポイントです。
どうやって進めるの?
まずは、集客・採用・ブランディングの観点で課題や方向性の改善を検討されていたらプロにご相談ください。一人で色々なジャンルを制作しているビデオグラファーではなく、ドキュメンタリーに情熱のある業者を探してみるのが最初の一歩かと思います。その上で、事前に密着する内容やスケジュール、想いをヒアリングし、構成の骨子が見えてきます。本格的に密着することが決まれば、誰に・どのタイミングで話を聞くかなどを決定し、最終打ち合わせを経て進行していく形になるかと思います。
今回の密着ドキュメンタリーはどんな感じ?
今回は、3日間の密着でした。(完成次第、本編は事例に公開予定です)
1日目:リハーサル
2日目:イベント当日
3日目:会社でのイベント
メンバー構成は、私、カメラマン2名、初日のみインタビュー担当者、が加わる体制で実施しました。
ドキュメンタリー映像制作の手法と考え方
私はテレビ業界出身ではないので、ある意味枠に収まらず、柔軟に表現をすることが強みだと思っています。とはいえ、アイディアなしにドキュメンタリー動画を制作することは難しいと考えます。
特に近年では、カメラマン兼ディレクターという一人二役をこなした撮影が増えてきていますが、これには賛否あります。コスト削減になりますし、密着部隊がコンパクトになることから撮影される側への圧迫感も少ない。とはいえ、画角を決めて、音声の確認をして、RECの確認をして、質問をしていくのは、タフです。
ポイントはどんな表現をしたいか。更に視聴者にどう伝えたいかです。映像が多少ぶれていてもその瞬間の臨場感を伝えたいのか、きっちりとした映像と音声で情報を伝えたいのか、客観視させたいのか、それによって手法は変わります。
状況に応じて最適なやり方を選定し、制作を進めることが重要です。
その点、弊社では映像制作の前に、ビジネスをブーストさせる「動画活用支援」というコンセプトがございます。クリエイティブのスキルは当然のこととして、もっと大事なのは「動画コンテンツを活用する目的」です。動画コンテンツの活用を検討されている経営者の皆様、担当者様、フランクにご相談いただけますと嬉しいです。
6月は制作と新しい挑戦
6月は密着ドキュメンタリーの編集をガツガツ進めて参ります。
そして、2点、プチ報告です。
一つ目が、弊社ホームページを7月にリニューアル予定。
中小企業の経営者や関係者の皆様が、学べる情報を発信しウェブ上でも繋がれる場所にしていきたいと考えています。
二つ目が、YouTubeチャンネル開設!
「動画活用!」という切り口で様々な中小企業経営者のお悩みにお応えできるように情報発信をしてまいります。
7月公開予定です。
引き続きよろしくお願いします!
SUARでは 動画活用のご相談を無料で承っております。
社内向けから社外向けまでお気軽にご相談ください。